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なんとか、”らしく”仕上がってきたっす。 まだ最終仕上げ前だけど、(遠目で見れば)まあいいっしょ?ぐらいになったっす。 11月19日の試し釣りでは、問題なく、竿六調子になっていたのは確認できたっす。 なんちゃって印籠継ぎなら手元と手元上の太さは近い方がいいよ。と数多くの和竿を見てきたzura健児さんらしいアドバイスをいただいたっす。dontaco会長からも前に言われていたから、やはりそうなんだな〜と。 次回以降で活かすっす。 一応、渋いなりにつることができ魂は入ったっす。 仕上げは主に塗りが不十分な箇所や芯部分の厚みの調整っす。 口巻きの艶を消した赤がけっこう嵌ってくれたっす。口栓も塗ってみたら、(遠目から見ると)いい感じに 今回使用した人工漆は(覆輪の黒を除くと)、胴は紅溜、口巻きは赤、穂先は赤に金粉とすべて、赤系を使用したことになるっす。 ※芯の塗りはコミの調整もありまだ途中。 今回珍しく口栓も作ったっす。手元に穂先をしまった後、栓を挿すとカチッと音が鳴って蓋になるっす。移動中穂先が手元内でカラカラ音をだして暴れないよう、栓に使用した矢竹もいろいろ調整したっす。ちなみに蓋に使用した矢竹や竹ひごも今年1月に採ったものっす。 つまり、今回作成した11番目の竿に使用した竹はすべて2016年産ということっす。 2016年の締め括りとしては、ピッタリっす。 しかし、やはり苦労したのは竿袋作りだったっす。裁縫だけはどうしても苦手で、これだけは、なんかイマイチのまま出来上がっちゃった感じっす。 一応、竿袋の色も臙脂色と赤系にしたっす。 なんか脇差入れみたいな感じになったっす。 ここまで、赤、赤、赤とやっていたら、ふとこの竿の名前が”降りてきた”っす。 考えたのではなく、降りてきたっす。 ©日本放送協会 真田の赤備え… あ〜「真田丸」にしようっと。 この一年間、毎週日曜日は、釣りを早めに切り上げ、毎回欠かさず観ていたし! zura健児さんには、そのだびに「真田丸なんて(観なくて)いいじゃねえか!もっと(釣り)をやって一緒に帰ろうぜ!」と言われ続けてもいたぐらいっす。 2016の締め括りとして、名前もピッタリっす。 <竿Ⅺ 「真田丸」スペックなど> 主な材料:布袋竹 採取時期:2016年2月27日 ※赤枠内のこれが手元に 竹の乾燥期間:約6ヶ月 乾燥方法:部屋内窓に立てかけての天日急速乾燥法 火入れ回数:荒矯めを除き、7回 穂先素材:渓流竿用グラスソリッド元径2.8mm 全長:142㎝(4尺6寸8分6厘) 継本数:4本 各38.4㎝(1尺2寸6分7厘) 仕舞:口栓込み40㎝(1尺3寸2分) 穂先先径:約0.8mm(削りあり) ガイド:穂先からワイヤーガイド2mm×8個 以下、上から6、7、8mm リールシート:FUJI「NS-6」メタリック 穂先の色:人工漆の赤に金粉を混ぜたもの 胴の色:透明→透→紅溜の重ね塗り、重ねた回数5回 口巻き、ガイド固定箇所の色:赤、穂先は黒に赤のシマシマ 覆輪の色:黒 適合錘:ハゼ限定ながら〜6号ぐらいまで。 竿袋:ダイソー布にダイソーのなんとか紐
by otokomichi13
| 2016-11-20 00:30
| ハゼ釣り
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